心理学

コンプレックスとの対決

前回お話した「コンプレックスの投影」。

私たちは他人の中に、自分自身の別人とも言えるコンプレックスを

見出してしまいます。

それは非常にエネルギーも使うし、厄介でストレスの一因ともなるものです。

コンプレックスとの対決は辛いものです。

しかし、その他人のなかに見えているもが自分自信であると気づき、

それと向き合って自我の中に統合されれば、建設的な方向へもっていくことができます。

例えば、その人の自我にとっては、あるコンプレックスは「破壊的な攻撃性」として受け取られているとします。

それが、自我のなかにうまく統合された場合は、むしろ望ましい「活動性」として新しく捉えられたりもします。

自分とは全く異なっていると思っていたり、苦手だったタイプの人と

なんやかんやを乗り越えて、仲良くなったときって、

こういうことがこころのなかでは起こっているのでしょうね。

誰しも無数に持っている無意識のコンプレックス。

それらは、決して1人では見つけることができません。

自分の前に姿を現してくるのも、

対決して克服するのも、

そのときの自分にとって「嫌な」誰かさんが関わって教えてくれます。

イライラしたり、落ち込んだり……。

そんな感情に押しつぶされそうになったとき、

「私はダメで嫌なやつだ。」という風に、

どうか自分を責めないでください。

「そんな感情を自分は今抱いているんだ。」と

ただ客観的に見つめてみてください。そして評価はしない。

ただそんな自分を認めて受け入れる。

受け入れ方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓

http://cocoro-bloom.info/diary/

抱えているコンプレックス全てを建設的な方向へ持っていこうなんて不可能だと思います。

でも、人間関係のなかで何度も同じような問題が起こってくるのだとしたら……

少なくともそれは、解決する必要があるものだと思います。

乗り越えた後は、嫌だった人とも仲良くなれたり、感謝もできるかも知れません。

私たちは、なんだかんだお互いさまの世界です。

恐れずに、人と関わって、自分と向き合っていきたいですね(^^)

 

参考書籍→『ユング心理学入門

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