
昨日の私=今日の私?
2019年6月5日
昨日、夕方に運動をしているとお伝えしました。
そのとき、近所の公園周りを3周するのがお決まりのコースです。
1周目を終えて、2周目、3周目と全く同じ場所を通るのですが、景色はそれぞれ全く違っています。
日没前に歩いているから、さらに分かりやすいのだと思うのですが、空の色、雲の場所、風の強さ、人の流れ、あらゆるものが違っているんです。
当たり前のことなのですが(笑)
生きている間、全く同じ瞬間なんてないんだなぁとしみじみ考えます。
あらゆるものは、刻々と変化しています。
私たちも自然の一部ですから、毎秒毎秒刻々と変化しています。
約7年で、私たちの身体は物質的には完全に入れ替わっているそうです。
7年とは言わず、寝て起きたときも、昨日の身体と今日の身体は、科学的•物質的に見れば異なっています。
しかしながら、私たちの「意識」は昨日の自分と今日の自分を「同じ私」と考えています。
上記内容、主人の父から借りた、養老孟司さんの『遺言』
という本で紹介されていました。
たまたま出会った本でしたが、中々考えさせられました。
私たちの「意識」との付き合い方に対し、問いを投げかけてくれています。
現代社会に息苦しさを感じている人には、ヒントになることがあると思います。
ご興味あれば、一度読んでみてください(^^)
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