心理学

延期の戦術

「延期の戦術」とは、

心理学者のネルソン・ジョーンズが提唱した

反論技術の1つです。

 

相手の話に対して即断することを避け、

考える時間をもつことで

相手の主張を冷静に客観的に分析することが

できるようになるというもの。

 

口が達者な人っていますよね。

そんな人と意見が食い違うときは、

上手く言いくるめられてしまったり、

勢いに負けて自分の意見が言えなかったり、

その場の空気感に流されてしまいがちです。

そして後になってよくよく考えてみると、

「イヤ?待てよ?やっぱりおかしいな」

「あのとき、ああ言えば良かった」など

モヤモヤしてしまうことがあります。

 

そんな問題に、この「延期の戦術」は効果的。

一言「ちょっと考えさせてください」と

相手に伝えて、決断を先延ばしにします。

すると冷静に考えて反論ができます。

また、何か買わされそうなセールストークにおいても、

この戦術を使った方が、その場で断るよりも、

冷静に考えてからの方が上手く断れるでしょう。

その場の勢いに流されることが減ると思います。

 

もし、「ちょっと考えさせてください」と

期間の延長ができないときには、

「分からない」と言って、

少しの間だけ時間稼ぎするのも有効的です。

 

相手もヒートアップしていると、

話が脱線したり、すごい勢いでまくしたてられたりするので、

主張が分からなくなってきます。

そんなときは、素直に「分からない」と伝えて

一度、「間」をおいて、

相手と自分の主張を整理してみます。

そうすると、きちんと自分の主張を

話すことができるはずです。

 

私も主人と喧嘩したときは、

よく「分からない」と言います。

大抵の場合、私が話をややこしく

していたことに気づくのですが(笑)

 

日本人は議論が苦手だと言われています。

文化的な「和」を重んじる傾向、教育制度など、

いろんな要因があると考えられます。

でも、自分の意見があることは

悪いことではありません。

もちろん、皮肉や嫌味などを言って

相手を傷つけるのはよくないことだと思います。

そうではなくて、

自分の意見も他人の意見と同じ価値があるということ。

違う考え方がそれぞれあるということ。

正しい、正しくない、ではなく。

「自分の考えと違う=批判された」ではなく。

自分の考え、大切にしていますか?

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

すてきな日になりますように。

原ノ園ひより

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