
光は電磁波
2019年5月14日
本日も昨日の続きで、色のお話し。
色の正体は「光」ということが分かりました。
そしてその「光」は、「電磁波」の一種です。
「電磁波」には、「波長」が存在します。
その「波長」の違いによって、電波(ラジオ、テレビ)、赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線と分類することができます。
上記のうち、人間が感知できるのは、名前の通り「可視光線」だけです。
ちなみに、
「可視光線」より、短い波長側の電磁波は「紫外線」、
「可視光線」より、長い波長側の電磁波は「赤外線」と呼ばれています。
電磁波は、肌に吸収され、生体反応を起こします。
紫外線は、女性の大敵ですし、
赤外線が、熱を与えるということは、よく知られていますね。
赤色や、橙色が「暖色系」というのも、実際に赤外線寄りの色ですから、熱を感じることができます。
青色などの「寒色系」については、暖かさを感じるアドレナリンを抑える作用があり、
暖かさを引き起こす電磁エネルギーが少ないため、「暖色系」に比べると相対的に冷たく感じるということがいえます。
(ただし、個人の経験によって感じ方が変わるところもあるので、絶対的なものではなく、「系」という表現が使われています。)
小学校低学年くらいまでの子供は、「赤」と「青」を、目隠しをしても判別できるのだとか。
そして、大人になるとほとんどの人は、子供のように敏感に肌で熱を感じることはできないそうです。
しかしながら、色は電磁波というエネルギーを持っているので、私たちの身体に確実に作用しています。
身につける色もやはり重要になってきますね( ^^ )
参考書籍→『色の新しい捉え方』
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