色彩のお話

なぜ和室は落ち着く?

今日は色のお話です。

あなたは和室が好きですか?

好きとか嫌いとかはあまり意識したことないかもしれませんね。

私は、実家がダイニングと応接間以外は全て畳という和風なお家に住んでいました。

夏の夕方などは、夕立後の冷えた風が入ってくるので、よく寝そべって涼んでいました。

あの畳の薫りが懐かしいです。

温泉旅館などでも和室が多いですよね。

多くの日本人にとって、和室は「ほっ」と安心できる居心地のいい空間だと思います。

では、なぜ和室は落ち着くのでしょうか?

実は、色の明度が関係しているんです。

明度とは、色の3属性のうちの1つで、明るさの度合いを表すものです。

明度の最も高い色は白、最も低い色は黒です。

和室の明度

  • 畳→40%
  • 木目の柱→約50%
  • 壁→約55%
  • 木目の天井→55%

そして、人の肌の明度は50%。

つまり、光の反射率や色味が似ているので、人にとって和室は保護色なのです。

(保護色とは、敵から身を守ったりするために、周囲から目立たなくする体色や模様のこと)

和室が、自分の身を目立たなくするので、安心してくつろぐことができるんですね。

こういうことからも、人間も生物の一種で、

自然の一部であるということが浮き彫りになって面白いですね。

参考書籍:人生が豊かになる色彩心理

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