
個人的無意識
2019年8月21日
本日は、ユングが提唱した、人間の無意識の層である「個人的無意識」について、お話したいと思います。
この領域にあるのは、
まず1つ目として、認識できる意識内で強度を失って忘れ去られたもの、あるいは、意識ではそれが耐え難いために抑圧したものがあります。
2つ目は、意識に達するほどの強度はないけれど、こころの内に残された感覚的な痕跡の内容です。
参考書籍→『ユング心理学入門』
堪え難いため抑圧したものによって、生み出されるのがコンプレックスです。
コンプレックスという言葉を、現在用いられているような意味で1番始めに使ったのはユングです。
ただし、若干ニュアンスは違うかも知れません。
現在の日本では、「コンプレックス=劣等感」という意味でほとんどの方は認識しているのではないでしょうか。
明日はユング心理学におけるコンプレックスについて、書きたいと思います(^^)