
植物の「フィトンチッド」
2020年6月5日
風が通り抜ける木漏れ日の道。
黄緑色の新緑の季節が終わり、
木々たちもすっかり緑が深まってきましたね。
近所にこんな公園があって幸せだ!!
さてさて、
今回は植物のもつ癒しの力の1つである「フィトンチッド」について。
いま、森の香りをイメージしてみてください。
イメージできましたか?
山や森って、スッと澄み渡る独特の心地よい香りがしますよね♪
そんな森の香りの主な成分が
「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性の化学物質です。
実はこの物質は、植物たちが自分にとって害となる菌などを殺すために、放出しているもの。
「フィト」は「自然」、「チッド」は「殺す」という意味。
菌にとっては、恐ろしいこの「フィトンチッド」ですが、
私たち人間にとっては心地よい香りに感じられ、
健康を促進させることが分かっています。
血圧を安定させたり、副交感神経の働きを優位にさせたり、免疫力の向上など様々な効果があります。
視覚による癒し効果(過去記事→『緑色の効果』)だけではなく、
嗅覚でも、私たちは木々に癒されているんですね。
最近、あまり自然と触れていないなぁという方は、
ぜひ木々のなかを歩いてみてください。
少し腰が重くても、
行けばきっと、こころも身体も軽くなりますよ(^^)
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
すてきな日になりますように。
原ノ園ひより
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