
紫色の効果
2019年6月25日
もう6月も最後の週ですね。
ふと気づけば今月は、色の心理効果の記事を書いてなかったなということで、
本日は6月の花、アジサイ(紫陽花)にも使われている「紫」色の効果をご紹介したいと思います。
- 心身を癒す
古代エジプトや古代ギリシャでも心身の治療に用いられてきました。赤と青という相反する色が混ざり合ってできた神秘的な紫は、邪気を払ったり、魔除けになると信じられてきました。実際、貝紫の分泌液も消毒薬になりますし、紫よりの紫外線は殺菌作用があるとして現代では広く利用されていますね。
- 個性を発揮する
ミステリアスな色である紫色は、人とは違った特別な存在感を演出する色です。また、芸術的、美的な感性を刺激する色でもあります。昔は紫の染料は効果だったので、東西を問わず、身分が高く、聡明で高貴な色として認識されています。
絶世の美女、クレオパトラも好んでいた紫色。神秘的でちょっぴりセクシーな雰囲気の色ですよね。
紫は、赤と青が混ざり合ってできた色なので、赤紫、青紫になるとまた全く違った印象になりますし、心理効果も異なってきます。
癒しとして取り入れるのであれば、淡いパープルがおすすめです。優しい紫色が癒してくれます。
以前はあまり関心がなかったのですが、最近は、その神秘的で奥深い夜空の色である紫色もお気に入りの1色です。
紫色は、好き嫌いがはっきり出る色です。
そのため、初対面の人やまだ親しくない人と会うときは、多く取り入れないで、
さりげなくポイント使いした方がいいでしょう( ^^ )
参考書籍:人生が豊かになる色彩心理