
内向的感覚型
2019年7月10日
ユングの8つの性格類型。
第6回目となる今回は、内向的感覚型です。
外界の刺激を知覚に仲介する第5回目の「外向的」感覚は、分かりやすいですが、
「内向的」感覚型とはどのようなものなのでしょうか。
これは、外界からの刺激「そのもの」よりも、
それを内界で「どう受け止めたか」に比重が大きくなる主体的な感覚の機能となります。
例えば、同じものを写生しても、人それぞれで全く違った作品となりますよね。
技術などの問題も含まれるかも知れませんが、こういった点からも内向的な感覚のはたらきが見れます。
芸術家に多くみられるタイプです。
外界の刺激は、ゆっくりと客体から主体へと向かっていくので、
周りの人には反応がないように思われますが、
外界への反応は遅れて生じてきます。
そんな内向的感覚型の劣等機能は、外向的直観。
外向的感覚タイプと同じように、その直観は悲観的で否定的なものとなりやすいようです。
また、その直観はスバリ的中するか、まったく的外れかのどちらに。
芸術家に多い内向的感覚型。
画家のシャガールは、空想の世界を描いていると言われることが嫌で、
「私は現実の世界、内的事実を描いているのだ」
と答えたそうです( ^^ )
いちばん近くにいる自分のことって、不思議で神秘で、よく分からないですよね。
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