その他,  色彩のお話

ヘレン・ケラーは色が見えていた

2歳の頃から、見えない・聞こえない・話せないという3重の障がいを抱えながら、社会の福祉活動に大きく貢献したヘレン・ケラー。

彼女は自伝『わたしの住む世界』の中で、「スカーレット(緋色)とクリムソン(深紅色)の違いがわかります」と語っています。

昨日のブログでもお話したように、色は電磁波というエネルギー。

おそらく彼女は目が見えなくても、皮膚や身体全体でそのエネルギーを感じ取り、違いを把握していたのでしょう。

また、「対象の色と音とを区別します」とも語っています。

音も波動を持っていますからね。

ヘレン・ケラーは、ナイアガラの滝の素晴らしさにも感動したそうです。

ある人から、「滝を見ることも、その響きを聞くことも出来ないのに、何故感動できるのか?」

と、聞かれたそうです。

彼女の答えは、こうでした。

『なにを感動したかは言い表すことはできない。丁度あなたが、「愛」とか「善」といった美しい信仰を見ることも聞くこともなしに感動なさるのと同じです。』

色も音もない世界なんて、私には想像出来ないし、少し怖くも感じます。

しかし、この答えによって彼女にとっての世界がどういったものなのか少し分かった気がしました。

また、彼女の文章を読むと、草木や月といった自然の捉え方など素敵だなと思います。

見えなくても、聞こえなくても、実際の彼女には、自由が広がっていたようです。

そういえば、ナイアガラの滝についての答えで「愛」という言葉が出てきましたが、

これを教えたのは、サリバン先生。

サリバン先生がヘレンに伝えた「愛」についての描写が印象的だったので、

明日お話したいと思います(^ ^)

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